コンサルタント選びは難しい

2011.11.18

「これは医者選びでも弁護士を探す時でも同じことだと思いますが、プロから治療や弁護方針の説明を聞いたところで、素人がその内容の優劣を判断できるものではありません。まだしも医者や弁護士の評判なら、仕事の結果が歴然と見えるので、成功か失敗かは後から評価できますが、コンサルタント選びに関しては、実は失敗だったとしても、めったに表面化することがないんですよ。なぜだと思いますか?理事会の人が、おれたちはコンサルタント選びで失敗しましたなんて、めったに公言しないからです。

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そもそも工事が終わった直後には、極端な話、どんな人が設計監理をしていても、それなりにきれいに仕上がるものですから、何年も経ってから欠陥が表面化してきても、それが工事のせいなのか違うのか、理事会の人には判断できないですよね。つまり、建築士の人柄こそが大きなポイントなのに、評判によって人柄を見抜こうとしても、それは言うほど簡単なことではないのです。大きなジレンマですよね。それでもマンションにはいろんな人が住んでいます。中には客商売が長くて人柄を見抜くプロのような人も住んでいるかも知れません。建設の知識はなくても、人柄を見抜くことにかけてはプロの人から、○○さんなら大丈夫、この人なら間違いないと思ったから任せたんだよ、と、後から言われたこともあります。そういう異才をもっともっと活用することも重要ではないかと思います」しかし、それもなかなか難解なポイントだ。誰にでも建築士の人柄を見抜ける方法はないものだろうか。